京小紋『唐花』
明るく儚げな雰囲気のある
うすきはだいろ
「淡黄蘗色」
唐花文様は、藍を基調に秘色・緑青・淡黄色などの華やかな色を配し、大人綺麗を叶える一枚に染め上りました。
生地：鬼シボ縮緬
「船に居て 青き水より いづる月 見しここちする うす黄の薔薇（そうび）」
与謝野晶子
水平線から昇る月は、まるで黄色い薔薇のよう
月の色は、鮮やかな黄色ではなく、淡い黄色の「淡黄蘗」
九寸名古屋帯「板締め絞り」
（名塩和紙使用）
三角や四角などに折りたたんだ和紙を板ではさんで幾何学的な模様を作り裏打ちを施し裁断。
希少なる技術となった板締めを帯の上に表現した、高い技術と伝統により作られた希少な逸品です。
象牙色地に青白橡色（暗い黄緑）・鳩羽色（紅みの灰）の配色は、
静かでたおやかな大人のイメージ。
兵庫県 名塩の「雁皮（がんぴ）紙」保持者の谷野剛惟さんは、人間国宝に認定されています。
国の重要無形文化財にも指定され、東大寺のふすまに使用されています。
たて糸：絹
よこ糸：名塩（なじお）和紙
暖かく優しい
冬の日だまりのような印象に−
帯揚げ：雲文絞り（淡黄色）
帯締め：花組（若草色×菫色）
着尺は、長尺の羽織や長コートに仕立てることも出来ます
優しいカラーの羽おりもので、春向きの装いへ
羽織紐：八つ組（芥子色×白汚し）
コート紐：薄鈍色
春が待ち遠しい
気持ちが上向く一枚です
素 材: 正絹
仕 立: 袷小紋仕立て
長羽織・長コート仕立て
納 期: 寸法確定後 約2週間
京小紋『唐花』 現品のみ
完売致しました
Mail：きもの おがわ屋
TEL：048-832-8556
