I2107023
八重山上布 九寸夏帯『絣段 首里花織』
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八重山上布 九寸夏帯 『絣段 首里花織』
新垣幸子作(沖縄県指定 無形文化財技能保持者)
素 材 : 苧麻(手績み)/ 染 料 : 椎 (しい)


― クチュールな夏帯 ―
夏の素材は百花繚乱ほど多彩!中でも手績みの苧麻糸を用いた上布の美しさは格別!
絣の横段の中に、浮き織りの花が市松に配され、細やかな手仕事の美しさが際立ちます。
椎のグレーは、落ち着いた中に柔らかな光を感じる美しさで、魅力的な夏帯に仕上がりました。
上布は勿論、紗や絽の小紋にもお合わせいただけます。
きものは 明石上布の夏小紋
紫と褐色の繊細な変わり縞に、青磁色の小花を散らしたフェミニンな一枚。
越後上布の故郷でもある新潟県で、麻織物の衰退を憂い、絹織物で上布の風合いをと生み出された夏素材があります。それは薄く繊細なイメージですが、シャリ感とハリがあり、シワにもなりにくい丈夫な生地です。会食や観光など、気軽で着やすい夏のきものとなりました

忘れてはいけない、小物づかい
― 心配りの微差 ―
一点投入で格上げのお洒落
“知的フェミニン”
落ち着き感のある椎のグレーは、夏からうつろいやすい秋にも取り入れたいシックな美しさです。
夏・真っ盛りにあえて濃い色のインパクト帯締めを ―
光の強さ、緑の濃さに合わせてみては。
帯揚げ:絽麻(黄色)
帯締め:三分紐(蒼黒)
帯留め:萩ガラス
短い夏の装いの間にも、季節は刻一亥と変わってゆきます。
その変化を小物の色づかいに取り入れてみては。
少し落ち着いた色や素材を選び、気持ちもしっとりと落ち着いて。
帯揚げ:絹絽(瓶覗き色)
帯締め:笹波組み(鳥の子色)

夏も終盤 ― 近づく秋の空気を感じたい。
仄かに秋の色を反映させつつ、夏の名残りを楽しみたい。
帯揚げ:絹絽(薄裏色)
帯締め :笹波組み(白銀色)
素 材: 苧麻(手績み)
染 料: 椎
仕 立: 名古屋帯仕立て
納 期: 寸法確定後 約2週間